5.精神運動の障害
うつ病になると、ほかの人から見てもすぐにわかるほど身体の動きが遅くなったり、口数が少なくなったり、声が小さくなったりすることがよくあります。
このような状態を、専門的には精神運動制止と言います。
また、逆に、じっと座っていられないほど焦燥感が強くなったり、イライラして足踏みをしたり、落ち着きなく身体を動かしたりするようになることもあります。
このように焦燥感が強くなっているときにはつらさを何とかしたいと焦って話し続けたりしますので、表面的には元気そうに見えてしまい、うつ病だと気づきにくいので注意しなくてはなりません。
精神運動の障害の症状の人への質問
- 話し方や動作が普段より遅くなっていて、それを人から指摘されるということがありますか?
- じっとしていられず、動き回っていたり、じっと座っていられなかったりすることが多くなっていますか?